返済が滞っていたり、月々の負担が大きいので何とかしたいという場合に、弁護士に依頼して借金の整理を行うことを債務整理といいます。大別すると3種類ありますが、一定の収入があるなど比較的返済できる可能性が高いと判断された人が進められる任意整理です。
民事再生は借金の全体の5割を支払い、自己破産にいたっては借金が0円になってしまう制度です。それぞれそれなりにデメリットが付きまとうのですが、任意整理に関して利息分くらいは引かれるのですがそれ以外はきちんと自分のお金で返済していくことになります。そのため弁護士としてもこちらが一番すすめやすいのでしょう。
債務整理。任意整理を弁護士にお願いするとなるとそれなりに費用がかかってくることになります。ただでさえお金に余裕がない状態であまりにも大きな金額がかかってしまったらその依頼費用でまた借金をしなければならないのではと不安に思う人もいるかもしれません。
まず依頼費用については分割が可能で、返済計画を立てる際にこちらの依頼費用を含めた返済費用のスケジュールを立ててくれるので、一括で、前金のように支払わなければならないということがありません。大体の費用ですが、1社2万円ほどだと考えておいていただけると十分ではないでしょうか?
債務整理や任意整理に興味があっても実際に弁護士に話を聞きに行くのにいきなり法律事務所に行かなければならないのは難しいですし、行きづらいですよね。そこで便利なのがこういった借金相談に関するセミナーです。実は都内などでは土日に無料で行われていたりするのです。
わざわざ都内に行かなくても地域で行っているような所もあり、そういった情報は市役所などの地域に密着している場所で得ることができます。まず大勢の中で話を聞くことができれば緊張もそこまでではありませんし、プロの人の話を聞くだけでも勉強になるでしょう。そのまま相談できるような所もありますので悩んでいる人はぜひ一度足を運んでみてください。
債務整理の中でも一番実際に行ってみるのが多いのが任意整理です。借金が0円になる自己破産や、50パーセントほどになる民事再生と比べてしまうとイマイチどういった利点があるのかわかりづらいのですが、民事再生と自己破産は借金を返済しなくていい代わりに多くの制限がかかります。
またこの2つの制度を実際に使用した場合には家族に内緒にし続けることができません。しかし借金の月の返済額を調整してもらうこちらの制度であれば、自分がい合わない限り第三者に漏れることがまずありませんし、制限もそこまで多くはありません。通常通り生活していけるという所がメリットでしょうか?
過去に生じてしまった借金問題を解決するために、債務整理があります。さまざまな手続きがありますが、そのうちの一つに任意整理の処理方法があります。任意整理は、返済方法などについて債権者と直接交渉をして、無理なく支払いができるような条件で合意をしてもらうための手続きです。
すべての手続きの中で最も利用される方法がこの手続きです。債務整理を行うと、デメリットとして、しばらくの間借金が出来なくなるということがありますので、十分注意して利用するようにしましょう。また、手数料もかかるので、支払い方法を十分検討しましょう。